日本語の読みやすさは、数値でどこまで分かる?
数値で分かるのは、文の長さなど、機械的に数えられる一部だけです。語彙の難しさ、敬語の適切さ、論理の流れ、漢字とひらがなのバランスは、このツールの数値には反映されません。数値は「推敲のきっかけ」として使い、最終判断は読み手の立場で自分で行ってください。
どの式を使っている?
英語の文章にはフレッシュ式(Flesch)が使われるなど、言語ごとに式が用意されていますが、日本語専用の式はこのツールにはありません。そのため日本語は、言語に依存しないLIXで計算します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 式 | LIX=1文あたりの平均語数+6文字を超える語の割合(%) |
| 出典 | Björnsson(1968) |
| 読み方 | 数値が低いほど読みやすい |
| 日本語での注意 | 語の区切りがないため、長い語の要素はあまり意味を持たず、主に一文の長さを反映する |
目安の帯は、30未満が「とても易しい」、30〜40が「易しい」、40〜50が「標準」、50〜60が「難しい」、60以上が「とても難しい」です。日本語のスコアは、この表どおりの文章の難しさを保証するものではありません。
数値を下げて読みやすくするコツ
- 一文を短くする: 接続助詞「が」「ので」「ため」でつないだ長い文は、二つに分ける。
- 主語と述語を近づける: 修飾する言葉が長いと、読み手が迷います。
- 同じ語尾を続けない: 「~です。~です。」が続くときは、文末を変える。
- 箇条書きにする: 並列の情報は、文でつなげず箇条書きにする。
他のツールとの使い分け
文字数の確認は文字数カウント、表記の誤りの確認は日本語表記チェック、文のねじれや不自然な表現の見直しは文章推敲ツールが向いています。
制限
- 日本語専用に検証された式ではありません。結果を学年や試験の難易度と結びつけないでください。
- 短すぎる文章では、数値が安定しません。数文以上を貼り付けてください。