論文要旨に入れる4つの要素
要旨(アブストラクト)は、本文を読まなくても研究の全体が分かる短い文章です。一般に次の4つを順に書きます。
| 要素 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 背景・目的 | なぜ、何を明らかにするか | 〜の関連を検討した |
| 方法 | 対象と手法 | 大学生120名に質問紙調査を行った |
| 結果 | 主な発見(数値があれば) | 〜という傾向が認められた |
| 結論・意義 | 何が言えるか、示唆 | 〜の必要性が示唆された |
メモの書き方
出力の質は、メモの具体性で決まります。特に結果は、数値や条件を含めて書いてください。「効果があった」だけでは、要旨でも曖昧になります。メモにないことをツールは補いません。結果が分かっていない段階では、結果の欄は空にして構いません。そのときは、方法までの要旨が出ます。
日本語の要旨の文体
日本語の論文では「だ・である調」で、「本研究では〜を検討した」「〜が示唆された」のように、主語を立てすぎない客観的な文体が一般的です。一人称(私は)は避けます。要旨は本文の後に書き、本文の結論と食い違っていないか確認しましょう。
字数と様式
要旨の字数は、学会や大学、雑誌で決まっています。400字、800字など指定はさまざまで、英文要旨を求める場合もあります。このツールは字数を指定できないため、出力後に文字数カウントで数えて調整してください。長いときは文章言い換えツールの「短く」モードも役立ちます。
提出前の確認
- 数値や用語が本文と一致しているか
- 本文にない主張が入っていないか
- 引用が入っていないか
- キーワードが論文の内容を表しているか